ミニミニベランダ菜園ガーデンで育てる
                     植物観察日記。
                     種まきして日々成長を見守りましょう。

                                 12月のベランダ


 12月の朝顔咲きました!
12月に入ってしまったので寒そうに咲いています。
秋蒔き朝顔は8月末に蒔いて11月に咲かせるのが一番良さそうです。


 12月のこぼれ種。
12月のこぼれ種はヒメツルソバ。
千日小鈴の種を見逃したのでヒメツルソバの種は探して見せる!と
よーく観察してみるとありました!
ピンクから白っぽくなってきた花の中にしっかり茶色くて
わかりやすい種が入っていました。



松ぼっくりの不思議

松ぼっくりが松の種だと思っている人は多いと思います。
私もずっとその1人だったのですが最近、松ぼっくりは種の殻だと知りました。
そうすると肝心な種を見てみたくて松ぼっくりを拾いながら種を探していたのですが
種は松ぼっくりより先に落ちてしまうらしく種を見ることは出来ませんでした。

そして今年も松ぼっくりを拾ってみたりしていたのですが
雨上がりの日だったので松かさが閉じた松ぼっくりをなにげなく拾ってきた次の日です。

松ぼっくりはお天気によって閉じたり、開いたりするという話は聞いたことがあったのですが
次の日その松ぼっくりが見事に開きました。こんなに開くと思わなかったので
びっくりして触るとがさがさっと何かが落ちました。

???

なんとあごがれの種です!

どこから出たのかよーく見てみると・・・

松ぼっくりの開いた間と間に、カエデの種と同じように
羽をもった種が対になって入っていました。

 

 こんなに種が出てきたのです!びっくり。
ちょっと冴えない感じの雨上がりの日の閉じた松ぼっくりが大当たりでした。

長年の疑問が解けました。


12月は盛りだくさんでした。風船唐綿がクリスマスと年末に弾けました。
 

 

きれいに整列して入っている綿毛がエアバックのようなまさに風船の実に守られて入っています。

 

すごくきれいな綿毛です。

風船唐綿栽培も完結なので、この不思議な草の話をもう少し。
夢のように繊細できれいな綿毛をもつ風船唐綿ですが
すごくアブラムシがつく草です。しかも今まで見たことの無い黄色で足が黒いアブラムシです。

気になったので風船唐綿の展示があった植物園へ、もう一度見に行くと
やっぱり黄色アブラムシがいっぱい付いていました。
この草を好んでどこからともなく集まるのでしょうか?
しかも草の蜜を吸いながら風にゆれて動くアクティブなアブラムシです。




そしてこの花からはおいしい蜜がたれるのです。
花がいつもぬれているので?と思っていると蜜なのでした。

そして茎からも白い汁が出ます。
不思議な草です。